皆様こんにちは。ネイルサロンシノンのオーナー篠倉です♪今コロナウイルスの影響で外出できずに自宅でなにかやることないかなー?と探している方もいらっしゃるかと思います。ネイルサロンが休業で相次ぐ中、せっかくできた時間をセルフネイルにあててみませんか?
ネイリストさんっていつも自分でジェルネイルをされていますよね。いつも自分でネイルができたらなぁ…と思ったことありませんか?20歳になったばかりの当時学生だった私もそうでした。
だって、毎月5~6000円ネイルにかかっているとしたら、遊びたいざかりの女子学生からすれば少し大きな出費ですよね。でもオシャレは欠かせないし譲れん!(笑)
21歳の秋、新卒での就職先で挫折した私は新たな可能性を求めてネイリストを目指すことを決心しました。そしていろんな選択肢を探した結果、政府が職業訓練校に認定しているネイルスクールへ通うこととなったのです。(この時の詳しい話はまた後日。)
そのスクールではホントにたくさんの事を教わりました。はみ出ないネイルの塗り方。いろんなアートのデモ講座。表面がデコボコしないように塗る方法。はがれない土台作りetc…
知っているのと知らないのとじゃ、それはもう大違いです。せっかくこのブログを見に来てくださったのですから、惜しみなく公開していきたいと思います。
簡単に説明すると、普通のマニキュア(ポリッシュ)は塗ってから乾くのを待ちますが、ジェルネイルの場合は塗ったら光で硬化します。ジェルネイルの硬化時間は最近のものだと最短30秒。早いですね。
ではマニキュアの完全に乾くのに必要な時間をご存知ですか?実は24時間もかかるんです。
乾いたと思っていても表面しか乾いていないため、どこかにぶつかっただけで簡単に剥げてしまうんです。よくマニキュアをする方は経験あるかと思います。うまくできた!よし寝よう。そして起きたらシーツの跡がついていた!!なんてあるあるですよね。
ジェルネイルの最大の特徴として、持ちは最長一か月余りととても長い間爪についたままの状態でいられるほど耐久力があるんです。対してマニキュアは1週間が限度。やはり、できることならジェルネイルのほうがやりたいと思いませんか?
・ライト(レジン用のライトでもぶっちゃけできます。)
・筆(ジェルネイル専用の筆太いのと細いの一本ずつ)
・やすり(ネイル用のやすりで、ファイルと呼ばれるもの。150Gと表記されているものと、スポンジファイルと呼ばれているもの2つ)
・ジェル(ベースコート・トップコート・好きな色のジェル)
・お好みのパーツ
・ジェルのふき取り用クレンザー(エタノールでも可)
・プッシャー(できれば金属製)
・あればキューティクルニッパー。これは初心者のうちはなくてもいいです。
やってみなきゃ始まらない。モノが揃ったら実際にやってみましょう♪
サンディングとは、ジェルを塗る前に行う下処理(プレパレーション)の際に行う爪の表面を軽く削る事。ジェルネイルの耐久性はこのサンディングにかかっているといっても過言ではありません。サロンではマシンがあるためさっと終わってしまって地味ですが、とっても大事な作業なんです。この工程ができないと、3日でジェルが浮いてきた…なんてことにつながります。
①まず爪を適当な長さに揃え、形を整えます。
※爪の切り方は、過去にブログで掲載してありますのでこちらからご覧ください。
②甘皮を処理します。
サロンではこれもマシンでちゃっとやってしまうのでわかりにくいですが大事な作業。
プッシャーの丸い部分を爪に対して50~70°位に傾けて甘皮に押し当てて、軽く押し上げていきます。一回でぐっと上げるのではなく、何回かに分けて。普段ケアをしていない方はとても硬く爪にへばりついているのでけがをしないように慎重に上げていきましょう。
自宅のケア場合は甘皮がふやけた柔らかい状態でやるのがおすすめです。これはネイルをする前日のお風呂上りなどにやるといいですよ。時間のないときはエタノールでプッシャーを湿らせながらケアもできます。細かい汚れはガーゼやキッチンペーパーなどを湿らせてふき取るときれいに取れますよ。
↓こちらの動画で分かりやすく載っています。
③いよいよサンディング。
スポンジファイルをこのように持ち、軽く爪の上を滑らせてこまかい傷をつけていきます。つやがなくなったな~と思ったらOK。爪の表面に小さな凹凸をつけることによって、ジェルとの密着力を高めてくれます。
この時に重要なのが、爪の端のサンディング。爪の端のサンディングが甘いと端からどんどんはがれてしまうので、端の4辺は少ししっかり目にサンディングします。この時は150Gファイルを使用して、軽く4辺にあてて滑らせます。これで下処理の工程は終了です。
↓詳しくはこちらの動画で分かりやすく載っています。
その理由は、下処理不要のジェルは扱いが難しくて、初心者がやると持ちがすごく悪いから。
サンディング不要のジェルは普通のジェルよりも密着がよくはがれにくくなっています。ですが下処理不要といっても甘皮の処理は必要だし、サンディングが必要なくても爪の表面を滑らかにならす必要があります。爪の表面をならす必要があるから削るけどサンディングまでの細かい傷は要らない…それってとてもあいまいで分かりにくいですよね。間違ってサンディングレベルに爪の表面に傷が入ってそのジェルを塗ると、必要以上にはがれにくくなってしまい、結果、オフの時に爪が非常に傷んでしまいます。
もともとちょっとの休みの間しかしないし、1週間しか持たなくていいから楽にしたい。という方はノンサンディングの中でもウィークリージェルを使ったほうがいいです。ウィークリージェルはオフ不要でペリっとシールのようにはがせるものがありますので、それを使ってください。
私はhomeiさんのウィークリージェルがおすすめです。市販で買えますし、値段も1100円とリーズナブルです♪
写真提供:https://homei-nail.jp/items/weeklygel/color/
いかがでしたか?ネイルって奥が深くて面白いでしょ??次は実際に塗るところをお教えしますので、よかったらそちらもご覧ください。